”Java”(ジャバ)は、エチオピアから伝播してきた品種であり、”Abyssinia”(アビシニア)・”Long Bery”(ロングベリー)とも呼ばれるエチオピア原種コーヒーである。
この品種は、エチオピアからインドネシアのジャワ島に持ち込まれ、次にカメルーン・中米へ伝播していく。そのためジャワ島では”Abyssinia”と呼ばれ、カメルーンや中米ではジャワ島にちなんだ”Java”と呼ばれている。”Long Bery”はタイで呼ばれている呼称。
”Java”種は”Geisha”(ゲイシャ)種と同じ故郷エリアなため、少し似た特徴が現れる。しかし、比べるとインパクトが弱く、時間が経つとナッティーな印象に変わり、独特なフローラルさが薄れていってしまう。ニュークロップの新鮮なジャバニカは狙い目ということだろう。エチオピア原種の遺伝的カテゴリーでは同じだが、その枠の中では別々のグループに属した遺伝子データらしい。
コメント