【インドネシア産珈琲豆】 ランテカルアを実際に飲んだ感想と焙煎別の変化をチャート形式で掲載。
ー 珈琲豆の詳細 ー
販売店 | フレッシュロースター珈琲問屋 | ||||
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商品名 | ランテカルア | ||||
生産地 | スマトラ島 / トラジャ地区 | ||||
農園名 | スロトコ農園 | ||||
品種 | ティピカ S-Line | 精製方法 | ウォッシュド | ||
規格 | G1 | 乾燥方法 | 天日乾燥 |
トラジャ地区で作られる「トラジャコーヒー」と呼ばれる珈琲豆。
「ランテカルア」の「ランテ」は「八つの山」を、「カルア」は「裾野」を意味しており、その名の通り八つの山(最高峰2,300m)の裾野でこのコーヒーは取れる。 日中は最高気温の30℃迄上昇し、夜間になると10℃程度まで冷え込む気象条件が良質のコーヒーが生まれる条件となっている。
豆はティピカ種で、真っ赤な完熟豆のみ丁寧に手摘みされるので、手摘みの段階でほぼ不良豆が存在しないという品質の高さ。 100%天日乾燥。乾燥工程にもこだわり、棚上で天日乾燥を行うことで、均一な乾燥を実現している。
かつて太平洋戦争により、このエリアではコーヒーが栽培されなくなったが、 終戦後、現オーナーが古い文献から知り、場所を探し当て復活させたのが今のスロトコ農園。
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ー 珈琲豆の特徴 ー
【テイスティングコメント】
ドライハーブ系のフローラルさ、綿菓子の芳ばしい甘さのアロマ。紫色の花を連想する香り。非常に柔らかい質感の甘味。輪郭のハッキリした苦味。小さな酸味の明るさが重厚な余韻のアクセントになり、良好なバランスを生み出している。
【イメージ】
フローラル・ドライハーブ・綿菓子の芳ばしさ・紫色の花・重厚・柔らかい・甘味・苦味
焼き加減を変えた場合の変化を
「焙煎別レビュー」として以下に記録しています。
ー 焙煎別レビュー ー
焙煎度合 | |
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浅煎り | ライト |
↓ | シナモン |
↓ | ミディアム |
↓ | ハイ |
↓ | シティ |
深煎り | フルシティ |
味わいの定義・解説は下記リンクをご覧ください。
~ ライトロースト ~
- 強弱 - | - クオリティ - | ||
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・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・コク ・まろみ ・広がり ・名残 | ・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・甘味 ・ボディ ・余韻 ・調和 | ||
【追記】
深みのある芳醇なアロマ。粘性のある口当たり。鋭くも優しい酸味。丸く小さな苦味。上品な香りが穏やかに消える余韻。
~ シナモンロースト ~
- 強弱 - | - クオリティ - | ||
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・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・コク ・まろみ ・広がり ・名残 | ・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・甘味 ・ボディ ・余韻 ・調和 | ||
【追記】
酸味に香りが混ざっているような味わい。アーモンドの様な明るく芳ばしい香り。甘さと濃度感のバランスが非常によく飲みやすい。小さく花が咲くような余韻には確かな満足感がある。
~ ミディアムロースト ~
- 強弱 - | - クオリティ - | ||
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・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・コク ・まろみ ・広がり ・名残 | ・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・甘味 ・ボディ ・余韻 ・調和 | ||
【追記】
芳ばしさとフローラル感の強いアロマ。柔らかな甘味。薄く広がる酸味。散らしたような苦味が仄かに余韻として残る。
~ ハイロースト ~
- 強弱 - | - クオリティ - | ||
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・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・コク ・まろみ ・広がり ・名残 | ・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・甘味 ・ボディ ・余韻 ・調和 | ||
【追記】
全体的に堅さを感じる味わい。どの要素も落ち着きがない印象。
~ シティロースト ~
- 強弱 - | - クオリティ - | ||
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・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・コク ・まろみ ・広がり ・名残 | ・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・甘味 ・ボディ ・余韻 ・調和 | ||
【追記】
柔らかな甘さと香り。輪郭のある苦味。明るい酸味。重厚な余韻。バランスの取れたフローラルな味わい。
~ フルシティロースト ~
- 強弱 - | - クオリティ - | ||
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・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・コク ・まろみ ・広がり ・名残 | ・酸味 ・苦味 ・香り ・アロマ ・甘味 ・ボディ ・余韻 ・調和 | ||
【追記】
非常に柔らかい質感。力強くもマイルドな苦味。紫色の花を連想する香り。酸味の名残が全体を明るく照らす、重厚なバランスのコーヒー。
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