このページでは、珈琲豆における4つのグレードについてを解説していきます。珈琲探しの参考資料としてご活用ください。
珈琲豆における4つのグレード
珈琲豆には大きく分けて以下の4つのグレードが存在する。
- スペシャルティコーヒー
- プレミアムコーヒー
- コモディティコーヒー
- ローグレードコーヒー
スペシャルティコーヒーについて
「スペシャルティコーヒー」とは、日本スペシャリティコーヒー協会(SCAJ)が定めている評価を一定のレベルで超えたもの。SCAJの定義としては、【消費者が手にしたコーヒーが素晴らしい風味で、美味しいと評価し満足できるものであればスペシャルティコーヒーである。】とされるが、美味しければ「スペシャルティコーヒー」と付けられるわけではないと思われる。
プレミアムコーヒーについて
「プレミアムコーヒー」とは、産地・規格(グレード)以外の要素を含み、市場相場との価格変動が少ないもの。また、特定銘柄とされる「ブルーマウンテン」「ハワイコナ」「トラジャ」などもこの部類に入る。
また、アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA )や国際品評会(COE)でのカップテスト評価が76点以上に相当するコーヒー豆だと言われており、高品質のものはスペシャルティコーヒーを上回ることもある。
コモディティコーヒーについて
「コモディティコーヒー」とは、商品先物取引で売買されるコーヒー豆のこと。各生産国によって決められたコーヒー豆の規格(グレード)が「コモディティコーヒー」の特徴とも言える。「生産国」のみの表記、または「生産国」と「規格(グレード)」のみの表記の場合がこれに該当する。
別名「コマーシャルコーヒー」
ローグレードコーヒーについて
「ローグレードコーヒー」とは、インスタントコーヒーや工業用コーヒーなどに使用されるロブスタ種や安価な珈琲豆のこと。最も生産量が多い。
各国の規格(グレード)については以下のページをご参照ください。
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